そもそもなんで備蓄食の定番が「乾パン」なの?その疑問に答えます! やっぱりすごい乾パン

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災害の多い昨今、備蓄を勧めている方も多いでしょう。備蓄の定番と言えば「乾パン」。でもなんで乾パンが備蓄の定番なのでしょう?

こんにちは!冬ごもり非正規国民の南田維葉です~

東日本大震災で被災したのち、長野の標高1000m超の山中に移り住みました。
この記事を執筆しております2023年で山ぐらしも早12年となりました。

この2年は春から秋まで働いて、稼いだお金で食料などを買い込んで、冬の間雪山にこもるという「冬ごもり」スタイルで暮らしています。
雪山はときに零下20℃まで気温が下がりますが、安いストーブをDIYで改造して、解体現場で頂戴した廃建材を焚いて暖かく過ごしています~

 

昨今は世界各地で災害が多いですね。
備えとして備蓄をされている方が多いと思います。

備蓄の定番と言えば「乾パン」。でもこれってなんで?

って思いませんか?

南田もそういえばよく知らないな、と思ったので調べてみたのですけれど、調べてビックリ玉手箱!

なかなかやるなこいつ

意外とけっこう使えるやつなのでは?と思いましたので、乾パンの魅力をご紹介したいと思います。

ぜひあなたの備蓄ラインナップに入れてみてくださいね。


 

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それではごゆっくり見ていってください~

 

乾パンの魅力について

今回ご紹介する乾パン 三立製菓の乾パン

乾パンは戦時中に作られ、一時は多くの菓子屋が乾パンを作っていましたが、現在は数えるほどです。

その中でも自衛隊に納品している「三立製菓」のものが多く出回っているようですね。三立製菓はホームページも充実していていろいろまるほどと思うことがありますので、見てみてくださいね。

今回の調査でもこのページとおなじみWikipediaにお世話になりました。


 

 

乾パンの魅力

三立製菓さんのHPより

長期保存できる

5年間保存できるのが最大の魅力ですね。
焼き上げて水分を飛ばしたものを缶に入れ、空気を脱気するとともに脱酸素剤を封入しているため、保存期間が長くなっています。

カロリー、栄養価が高く、 消化吸収がいい

三立製菓さんのHPより

1缶は100gですが、これだけでカロリーが410Kcalあります。

農林水産省によると、

ご飯1膳(150g)は234kcalですから、かなり多いですね。
氷砂糖も入っているので炭水化物も多いです。

食欲アップの香りづけと栄養の向上のため、ゴマが入っています。

さらに不足しがちなカルシウム221mg入っています。
これは200mlの牛乳を2本分になります。

これはなかなかすごいですね。

また、卵は入っていないので、卵がダメな方も安心ですね。

氷砂糖入りで食べやすくなっている

乾パンはぱさぱさしているので、水がないと食べにくいですが、氷砂糖をなめることで唾液が分泌され、食べやすくなります。

乾パンによっては、氷砂糖の代わりに金平糖が入っているものもあります。

そのまま食べられる

非常食でもごはんの場合、水かお湯が必要です。

しかし、乾パンは水がなくてもすぐそのまま食べることができます

そもそも乾パンは戦時中に水の少ない中国大陸での戦いのために国を挙げて作られたものです。戦時の食料として糒(「ほしい」と読む 炊いたお米を乾燥させたもの➡水で戻す アルファ米と同じ)が使えなかったためですね。

水が手に入りにくい災害時にも活躍します。

ちなみに日本軍の携帯口糧としての基準は下記のようなものだったそうです。

・栄養が完全
・体力を維持する諸要素を含む
・携行に便利
・経時劣化しない
・直にかんたんに食べられる
・補給しやすい
・価格が安い

Wikipediaより

コスパがいい

1食1缶250~300円程度です。
これでカロリーは410kcalあります。

アルファ米はお値段は同程度ですが、カロリーが370kcalです。
パンの缶詰などは500円前後と高く、カロリーは200~400kcal程度です。

自衛隊でも使用している信頼性

三立製菓の乾パンは陸上自衛隊と航空自衛隊で採用されています。

Wikipediaによれば、下記のような感じで使われるようです。
これを食べて戦うんですね。

まさに必要最低限という感じです。

命を懸けて戦う人たちを支える食べ物。
信頼性が高いですよね。

陸上自衛隊の戦闘糧食I型No.1では、これを150gと金平糖15gを同梱して主食とし、オレンジスプレッドおよびソーセージ缶の副食と合せて1食分としている。オレンジスプレッドを直接吸い、そのまま乾パンを食べることにより、口の中で混ぜながら食す(口内調味)のが通の食べ方と言われる。このオレンジスプレッドは寒冷地では固くなってしまうため、懐に入れたり揉んだりしてあらかじめ柔らかくしておく工夫もされる。一方、戦闘糧食II型では、乾パン150gと金平糖15gを同梱した主食と副食のソーセージはそのまま[注 2]だが、オレンジスプレッドが無くなり、副食にツナサラダ75gが追加されている。

 

乾パンを使ったレシピもある

乾パンを大量に備蓄したけど、ありがたいことに災害もなく消費期限になることってありますよね。

はたしてどう食べたものか?

と思ってらっしゃる方もいるのではないでしょうか?

三立製菓さんのHPではいくつかレシピをのせていまして、南田はけっこう興味津々です。これをうまく使えると山にこもるのに使えるのではないかと思っています。

 

クックパッドでも200近いレシピが出ているので、研究すると面白そうですね。

調べたらまた記事にしたいと思いますので、おたのしみに~

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

備蓄の定番と言えば「乾パン」。でもこれってなんで?

と思いましたが、もともと戦争時に水の少ない中国での戦闘用食料として作られたものなので、水がない災害時にはうってつけなんですね。

乾パンには多くの魅力がありました。

・長期保存が可能
・カロリー、栄養価が高く、 消化吸収がいい
・氷砂糖入りで食べやすくなっている
・そのまま食べられる
・コスパがいい
・自衛隊でも使用している信頼性
カルシウムまで入っていたとは驚きです!
面白いレシピもありそうなので、調べて作ってみたいと思っています。
山にこもる時間の多い南田にはいい備蓄食料になるやもです。今の時代は気候の変化が激しく、災害が多いです。首都直下地震、南海トラフ地震もいつ起きてもおかしくない状況ですから、備えをする必要がりますね。

あなたの備蓄ラインナップに「乾パン」もぜひお加えください。
その1つがあなたやあなたが大切にする人の命をつなげことになるかもしれません。

 

ではでは今日もぼちぼちがんばってまいるといたしましょう~

 

南田維葉

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