2023年の夏は異常な暑さで、国連のアントニオ・グテーレス事務総長は「地球沸騰化」と表現しました。夏に続いて秋も海水温は高いまま。さてどうなるのやら?
ども、こんにちは!
冬ごもり非正規国民の南田維葉です。
この2年は春から秋まで働いて、稼いだお金で食料などを買い込んで、冬の間雪山にこもるという「冬ごもり」スタイルで暮らしています。
雪山はときに零下20℃まで気温が下がりますが、安いストーブをDIYで改造して、解体現場で頂戴した廃建材を焚いて暖かく過ごしています~
今年の夏は暑かったですね。
地球温暖化絶滅危惧種といわれる南田には大変な時代です ( ノД`) 。
夏に引き続きまして、秋も海面水温に高いままということで、これはかなり異常なことなようです。グラフ見ると驚愕!!としかいいようがないです。
今回はそのあたりの情報をまとめながら、この冬がどうなるか?ちょっと考えてみたいと思います。
御用とお急ぎでない方は見ていってくださいね~
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それではごゆっくり見ていってくださいね。
地球が沸騰化!( ノД`)
国連事務総長が「地球が沸騰化」と表現
2023年の夏は暑かったですね。
「温暖化絶滅危惧種」といわれる南田にはだんだんと住みずらい星になってきました ( ノД`) 。
現在は冬の間雪山にこもるという「冬ごもり」をしている南田ですが、これはもう「夏ごもり」も必須になって来るやもです。
はやいとこ年中山にこもる、「山ごもり」生活にしないと暮らしていけなくなりそうです ( ノД`) 。
さて、この暑さに関して、国連のアントニオ・グテーレス事務総長は「地球沸騰化」と表現しました。
下記がその動画。
「空気は呼吸ができないほど」って ( ノД`) 。
海面水温が異常上昇中!!
そして夏が過ぎまして秋も終わりの今日この頃ですが、海面水温は高いままのようです。
グリーンピースのページを見るとこんなグラフが!
これはもう、なんというか別の次元になってる感じですよね ㄟ( θ﹏θ)厂。
そりゃ気候もおかしくなりますわ!
スーパーエルニーニョ?
そんな中、今年は「スーパーエルニーニョ」だ!というような声も聞かれています。
気象庁の エルニーニョ監視速報(No.374) によれば、この冬はエルニーニョ監視海域の海水温は2℃程度高い予想になっています。
気象庁の エルニーニョ監視速報(No.374)より
気象庁は、基準値の+0.5℃以上の状態が6カ月以上持続したとき「エルニーニョ」であると定義しています。
そして、1.5〜2℃以上高くなると「スーパーエルニーニョ」と定義していますので、この冬は
ということなのですね。
スーパーエルニーニョは過去に4回記録されていて、直近では2015-2016年でした。エルニーニョになると、日本では暖冬になり、雪不足になるのですが、この年は長野でも雪不足で、
な状態になりました。
WEB防災情報新聞によれば、スーパーエルニーニョになると世界中に影響が出るとしています。
世界各地への影響をまとめると下記の通り。
・ブラジルやアルゼンチンでは干ばつや森林火災が発生しやすくなる。
・北米では豪雨や洪水が発生しやすくなる。
・カナダやアラスカでは寒波や大雪が発生しやすくなる。
・東南アジアで干ばつや森林火災が発生しやすくなる。
・インドやパキスタンではモンスーン雨が減少する。
・オーストラリア東部では干ばつや森林火災が発生しやすくなる。
・オーストラリア西部では豪雨や洪水が発生しやすくなる。
・アフリカ東部では干ばつが発生しやすなる。
・アフリカ南部では豪雨や洪水が発生しやすくなる。
・ヨーロッパでは西部で暖冬になる傾向がある。
世界中で気候がおかしくなる、
ということですね。
こうなると自然災害の多発と食糧危機が心配されます ( ノД`) 。
実際、1997-1998年のスーパーエルニーニョでは世界中で6000万人の方が被害を受けたとされています。
日本は今年は暖冬ですね
エルニーニョになると「夏は冷夏、冬は暖冬」というセオリーなのですが、スーパーエルニーニョな2023-2024の冬は暖冬になりそうです。
気象庁の3か月予報を見ますと、下記のような感じですね。
・降水量は平年並みか多め
・雪は少なくなる
気象庁HPより
すでにオーストラリアで雨が少なくなっている
さて、先ほど述べましたように、スーパーエルニーニョになると、
ということでした。
Yahoo!ニュースではウェザーマップ所属の気象予報士である片山由紀子さんが、オーストラリアでの降水量の減少を伝えており、小麦の生産減少を危惧されています。
小麦!!
ウクライナ戦争で高騰して、いろいろ値上がりしてるというにえらいことです。
小麦価格の現状は?
では小麦価格は今どうなってるのか調べてみましょう。
農林水産省のHPによりますと、
まず、ウクライナ危機で高騰した価格はだいぶ落ち着いたことがわかります。
農林水産省のHP より
コロナ禍で高騰した海上運賃も落ち着いてきていますね。
農林水産省のHP より
そんなわけで、輸入小麦の政府売渡価格も2023年10月期は減少に転じています。ヨカッタ!
農林水産省のHP より
というわけで、ウクライナ危機で一時高騰した小麦価格は元に戻りつつあり、輸入小麦の政府売渡価格も減少ということで、一安心なのですけれど、この冬のスーパーエルニーニョの影響がどうなるかが心配ですね。
まずはこれから夏を迎える南半球のオーストラリアの小麦生産がどうなるのかに注目です。
それにしても前述したように海面温度の上昇は明らかに今までと次元が違うように思われますので、備えておかなきゃいけませんね。
まとめ
長文となってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
海面水温の異次元な上昇には肝を冷やされましたね。
・海面水温が異常上昇中!!
・スーパーエルニーニョで世界中で災害と食糧危機が懸念される。
・日本は今年は暖冬になる。
・すでにオーストラリアで雨が少なくなっている。
・小麦価格は落ち着いてきたが今後心配
ここから世界各地で異常気象がおこり、自然災害も増加、食料生産にも影響が出る可能性が高いと思います。
今のうちに食料備蓄を強化しておきたいですね!
ではでは今日もぼちぼちがんばってまいるといたしましょう~
南田維葉