ども、冬ごもり非正規国民の南田維葉です~。
東日本大震災で被災したのち、長野の標高1000m超の山中に移り住みました。
この記事を執筆しております2023年で山ぐらしも早12年となりました。
この2年は春から秋まで働いて、稼いだお金で食料などを買い込んで、冬の間雪山にこもるという「冬ごもり」スタイルで暮らしています。
雪山はときに零下20℃まで気温が下がりますが、安いストーブをDIYで改造して、解体現場で頂戴した廃建材を焚いて暖かく過ごしています~
さてそんな南田がめざす生き方の1つが、
15パズルのスペースになること。
またまたわけのわからんことを!
と言われそうですが、このことは南田のようなズレた人間が社会にどのようにかかわることができるか、という点でけっこう重要だな、と思うところなので、ちょいとご説明したいと思います。
御用とお急ぎでない方はおつきあいくださいね。
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それではごゆっくり見ていってくださいね。
15パズルって何?
さて、まずはそもそも「15パズル」って何?というところから。
Wikipediaによれば、15パズルは、下記のようなものです。
スライディングブロックパズル(Sliding puzzle)の一種である。4×4のボードの上に4×4-1すなわち15枚の駒があり、1駒分の空所を利用して駒をスライドし、駒を目的の配置にする。
原案は1874年にノイス・チャップマン(Noyes Palmer Chapman)が、GEM PUZZLEとして考案していたものである。
ようするに 4×4 の計16個のマスに15個のタイルが入っていて、1マスだけタイルのないスペースがあります。
このスペースに隣接するタイルをスライドすることができ、この操作を繰り返して、最終的にすべてのタイルを決められた場所へ配置する、というゲームです。上の猫のイラストが完成図で、ゲーム開始時にはそれぞれのタイルが全く別の場所にある、ということですね。
最初の配置によっては、目的の配置にするのが不可能な配置もあり、Wikipediaによれば、
1878年、パズル作家のサム・ロイド[1]が「15パズルで、14と15 を入れ替えた状態を元に戻す」という、絶対に解けることのない問題に、1,000ドルの賞金をかけて出題した。このパズルで中毒になる人もおり、その懸賞により15パズルは大きく普及。商品も多く販売されるようになった。
出典:Wikipedia
これだけ聞くと、なかなかえげつない気がしますね。。。
15パズルのスペースを目指すというのは?
スペースの役割
それで、15パズルが何なのかは分かったけれど、
ってどゆこと?
ということなのですけれど、15パズルの肝はアタリマエではありますが、16あるマスに対して15しかタイルが入っておらず、1マスがスペースになっていることです。このスペースがあるからスペースを使ってタイルを動かすことができるわけです。
そもそも初めから16のマスが16のタイルで満たされていたら、動かすことができないですよね。
社会も同じで、みんながみんな同じことを考えて、横並びで同じことをやろうとするとうまくいかないことが多々あると思います。
みんなが同じことをやりたがれば争いになるし、
誰もやりたがらないことは押し付け合いになります。
みんなが前ばかり気にしていたら、後ろからの危険に気づけないかもしれません。
南田は、
みんながみんな同じことをやっているときに、たいていの場合同じようにできません。
なぜなら、考え方や感じ方がズレているから。
でも、視点を変えればそれは強みになります。
そう15パズルのスペースのように。
15パズルのスペースは、自分以外の15のタイルとは全く反対の動きをするからこそ、タイルが動くことができて、最終的に各タイルは目的の配置になるのです。
この「スペース」の役割こそ、ズレた南田がお役に立つ役割だろうと思っています。
ズレた人を大事にするのがいい社会
この国は「同調圧力」なるものが大きくて、みんな同じようにしようとしたがる感じがしますが、ズレた人をうまいこと使った方が、いい社会になるんじゃないかと南田は思っています。
昔はよく宴会の幹事とか旅行の幹事とか好きでやっていたのですけれど、そういうときに幹事を助けてくれる人が数人いるグループはうまくいくのですけれど、文句ばかり言ったり、わがままな人ばかりだとあまり続かないことがけっこうありました。
ズレた人はどこにでもいるもので、ズレたなりにできることがあるので、うまく使ってくれるといいなあといつも思います。
「ワイルドカード」としても使えます
南田のように他からズレている人間は、他の誰とも同じでないけれど、意外と他の誰のかわりにも使えたりします。
数年前は派遣社員として工場で働いていました。
その工場には3つの部署があったのですが、はじめの1年ほどは、1つの部署で作業をしていたのですが、ときどき人が足りない時に別の部署にお手伝いに行くようになって、2年ほどしたときには、朝は部署A、昼間は部署B、残業は部署Cというような神出鬼没な働き方をしていました。
他の派遣の方や社員さん、パートさんは他の部署に行くのを嫌がるみたいなのですが、南田は特にそういうこだわりがないので、あっちこっちにお手伝いに行けるのですね。
どうもこういうカチッとはまらない働き方の方が南田にはいいようなので、今後また働きに出るにしても日雇いの仕事とかであちこちお手伝いに入ったらおもしろそうだな、と思っています。
さて、南田は現在、在宅ワークで働けないかトライ中ですけれど、その理由は、
ということが第一ではありますが、
と考えているからでもあります。
なにしろ
などなど、急に人手が必要になることとか、予定が定まらないことって多いんですよね。
そういうときに
と動ける人がいると、世の中うまく回るんでないかと思っているのです。
まとめ
というわけで、ズレた南田ではありますが、ズレたなりに世の中のお役に立つこともあるのではないかと考えていまして、
そのありようは
のような感じだと考えている、ということなのです。
長文おつきあいいただき、ありがとうございました。
ズレた南田はズレたなりにお役に立てれば、と思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします~
ではでは今日もぼちぼちがんばってまいるといたしましょう~
南田維葉